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理想に殉じて32年間で日本をひっくり返した男
徳川幕府の鎖国時代に「日本を今一度、洗濯いたし申し候 」の龍馬の言葉からスケールの違う正義感に圧倒される。
幼いころは泣き虫龍馬と呼ばれ、のちに幸(母)の死を機に日本一の剣豪にまでのしあがるが生涯その日本一の剣で一度たりとも人を殺めなかった・・・
男気を絵に描いたような龍馬の生きざまは、今でも個人はもとより起業にも多く取り入られている。
その一つとして龍馬は日本一の剣豪であっても、ピストルを貰えばなんなく腰にまき、またブーツなど優れものを見つければすぐ使用する・・・
それはいわゆる変に固執せず、いいものはいいとをすぐさま受け入れる柔軟性である。
そして日本初のお龍との新婚旅行などからも、龍馬の発想力がうかがえる。
しかし坂本龍馬については数々の本が出版され中には脚色が多分にあるとの見方もあるが、死後英雄としてこれほどまで人気のある人物はいるだろうか?
まぎれもない史実として士農工商という独裁社会を壊した勇者というところには一点の曇りもないはず。
そしてその功績は主立って薩長同盟・大政奉還があげられる。
犬猿の仲と言われた西郷隆盛率いる薩摩藩と桂小五郎率いる長州藩の仲介に入り、前代未聞といわれる戦のない倒幕の脚本を構想し(大政奉還)実現した龍馬。
確かに偉人の宿命か、母・姉が結果的にいわゆる犠牲という死に追い込まれているが、明治維新後 薩摩・長州が役職をそうなめをする約束を交わす時にも自ら辞退した龍馬は、まさしく理想に殉じた志士だろう。話はそれるが、TVなどで現在の北朝鮮問題を見るたびに北朝鮮のなかから龍馬のような人物がでないだろうかと思われてしかたない。
様々な形で龍馬を絶賛する声は多いけれど、私が一番想うところは私欲がないところにひかれる。
現代で言えば高級車に乗れるわけでもなく、高級住宅に住めるわけでもなく無法人として扱われながら文字どうり殺されても理想に殉じたところに感服するしだいです。
有名な「死ぬときは、例え溝の中でも前のめりに死にたい」の龍馬の言葉から、どんなになっても前へ進むという意味にも感動するが、私は暗殺を覚悟していたところに心がうたれてしまう。
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